全国でも珍しいSLで有名な栃木県と茨城県を走る「真岡鐵道」。
この週末、懐かしの列車が1日限定で復活します。
真岡鐵道の代名詞「SLもおか」。
現在も週末を中心に運行が続いていて、全国でも多くのファンを持ちます。
SLの名前にもなっている真岡駅の外観を見てみると、こちらもSLの形をしているんです。
その真岡駅で24日、1日限定で復活するのが「国鉄キハ20系気動車」。
国鉄で65年前にデビューして約30年間活躍しました。
そして、その後は36年間留め置かれていました。
それを「もう一度走らせてほしい」という地元の声に応え、若手社員たちが少しずつ修復。
そして、36年ぶりにオレンジ色の車体が蘇りました。
運転主任兼営業主任・富岡有光さん(33):
若手みんなで頑張って、あそこまできれいなものになったので、やればできるんだと。
SL担当主任兼営業主任・伊藤光平さん(26):
当時のお客さまが書いた落書きですとか、結構残ってたりしますので、歴史を感じていただければと思います。
若手社員たちの情熱と鉄道ファンの思いをのせて、24日に真岡駅構内を走ります。
修理は約8年かかって行われ、部品を壊さないように慎重に作業が進められたそうです。