21日、東京・成城警察署でカメラが捉えたのは、ギラギラと光る歯、こちらをのぞき込むその顔の真ん中にはヘビのような入れ墨が入った越前谷真将容疑者(49)です。
車の中で、最後までカメラをにらみつけていました。
15日正午ごろ、越前谷真将容疑者(49)はコンビニで商品を盗み、追いかけてきた男性店員に声をかけられると、男性の顔に複数回頭突きした疑いが持たれています。
その後、越前谷容疑者は盗んだはずのコーヒー1本とパン2つを落として逃走したということです。
男性店員は全治2週間のけがをしています。
越前谷容疑者は、どのような人物なのでしょうか。
同じ建物に住む人たちに話を聞くと、「洗濯室でお会いしたことがあって、その時はものすごく驚いたが、言葉を交わすと物腰はやわらかで、全体的に結構丁寧な方だった」「あっちから『おはよう』と声をかけてくれる。悪い人って感じでもない、見た目がアレなだけで」「いかつい人だなというイメージ。『たばこくれない?』とか、あいさつとか声は明るい」と話しました。
越前谷容疑者は、警視庁の調べに対し「黙秘」と供述しているということです。
警視庁は動機などについて捜査しています。