福岡県内ではインフルエンザの感染者数が増加傾向にあり、県の医師会が注意を呼びかけています。
県医師会によりますと、11月4日からの1週間に県内の定点医療機関に報告されたインフルエンザ感染者は389人となり1医療機関当たりでは1.96人と流行入りの基準とされる1.0を2週連続で超えています。
今年のインフルエンザの流行入りは、年間を通して流行の収束が見られなかった去年を除き、過去10年で2番目に早いということです。
◆福岡県医師会 稲光毅 常任理事
「年内には注意報・警報レベルに流行拡大する可能性があるのではないか」
今年はインフルエンザA型の報告が多いということで、医師会は日ごろの感染対策に加えワクチンの接種を呼びかけています。