陸上自衛隊は、沖縄県の与那国島で起きたオスプレイの事故について、操縦士のミスによる事故との調査結果を発表しました。
森下泰臣陸上幕僚長:
物的・外的要因に関係がなく、人的要因に起因する事故であると重く受け止め、これまで以上に航空安全の確保をはかり、万全を尽くしてまいります。
与那国駐屯地で10月、陸上自衛隊のオスプレイが離陸する際に機体が左右に揺れ、翼が地面と接触して損傷しました。
この事故について、陸上自衛隊は「操縦士が離陸する際に必要なエンジン出力のスイッチを押していなかった」と発表しました。
操縦士は、直前の搭乗人数の変更や搭乗の遅れに気を取られて、離陸時に必要な操縦手順を失念してしまったということです。
森下陸上幕僚長は、再発防止策を徹底し、11月14日以降飛行を再開するとしています。