韓国の元慰安婦支援団体への寄付金を横領した罪などに問われていた前理事長の有罪が確定しました。
元慰安婦の支援団体『正義記憶連帯』の前理事長で前国会議員の尹美香(ユン・ミヒャン)被告は、寄付金を私的に流用したなどとして、業務上横領や詐欺など7つの罪に問われていました。
検察は「市民の募金を自分の小遣いのように使用した」と懲役5年を求刑していました。
1審では起訴内容の大半が無罪となり罰金の判決でしたが、韓国の最高裁裁判所は14日、懲役1年6カ月、執行猶予3年とした2審判決を支持し、有罪が確定しました。
判決では7958万ウォン(約900万円)を横領したと認定されました。