岩手県盛岡市の酒蔵で2024年の新米を使って仕込んだ新酒が完成し、11月14日から出荷が始まりました。
盛岡市の酒蔵「あさ開」では14日朝、軒先に新酒ができたことを知らせる青々とした「杉玉」が吊るされました。
あさ開では2024年収穫された県産の新米「銀河のしずく」と酒蔵の近くに湧く「大慈清水」で仕込んだ「純米新酒」の瓶詰め作業が11月9日に行われました。
「純米新酒」は加熱殺菌をしない搾りたての状態のため、酒本来の香りや味わいを楽しめるということです。
あさ開杜氏 浦田聖さん
「口に含んだ時がさらっとしていて、喉を通るあたりでお酒の酸味やほのかなうまみを感じられる。料理を問わず合わせられるようないいお酒ができた」
純米新酒は14日から一升瓶と四合瓶合わせて7100本の出荷が開始され県内の店頭には15日以降並ぶ予定です。