能登半島地震の災害関連死について石川県は新たに15人を認定すると発表しました。市や町が正式に認定すると災害関連死は235人となり、直接死を上回ることになります。
県は11月12日災害関連死の審査会を開き、輪島市で6人、穴水町で4人、能登町で5人の 合わせて15人を認定しました。このうち1人は自殺によるもので、自殺による災害関連死は2人目となります。県外での認定者も含めると、これで災害関連死は235人となり直接死で亡くなった227人を上回ることになります。
県の飯田(いいだ)危機管理監は、「災害関連死を極力無くそうと市や町と連携して対応してきたがこのような結果になったことは残念である」と述べ今後も見守り活動などに力を入れていくことを強調しました。