全国ではすでに流行入りしているインフルエンザ、県内でも感染拡大の兆しをみせています。
県によりますと、インフルエンザの患者数は今月4日から10日までの一定点医療機関あたりで0.73人。
流行の目安となる「1.0人」には達していませんが、前の週から(前週0.54人)やや増加しています。
厚生労働省は今月8日、全国的に「インフルエンザが流行シーズンに入った」と発表していて、早めの感染対策を呼びかけています。
一方、前週に過去最多に並ぶ患者数となっていたマイコプラズマ肺炎は一定点医療機関あたり1.60人と減少に転じましたが、(前週3.40人)秋から冬にかけて増加する傾向にあるため、県では今後も注意が必要だとしています。
県では、マスクの着用やせっけんによる手洗い、アルコールによる消毒などの予防を呼び掛けています。