信州大学教育学部附属特別支援学校の文化祭です。生徒たちが「模擬店」を開きにぎわいました。実は今年初めて開催。きっかけは生徒たちの要望でした。
焼きそばに、揚げから揚げ。長野市の信大附属特別支援学校の文化祭です。「模擬店」は多くの人でにぎわいました。
訪れた人:
「4つちょうだい」
生徒:
「800円ちょうどお預かりしました、ありがとうございます」
訪れた人:
「(何買った?)やきそばです。おいしそうだね。ちゃんと立派にやっていますね」
「特別支援学校」は創立50年になりますが、実は文化祭は、今回が初めての開催です。生徒たちが「クラスメイトや仲間と一緒に楽しめる学校をあげたイベントをしたい」と学校に要望しました。
信大付属特別支援学校・水倉美和子 校長:
「今回、子どもたちが文化祭をやりたいということで、自分たちで考えて準備し進めてきた」
9月から準備を進めて来た生徒たち。文化祭の費用は自分たちで作った器や手芸品などを販売し、約25万円を集めました。
初の文化祭!
保護者や地域住民でにぎわう―。
生徒:
「リンゴジュース(味)とサイダー味があります」
訪れた人:
「サイダー味で」
生徒:
「サイダー入りました」
訪れた人:
「おいしい!ミカンが凍っているね、ありがとう」
「接客は心がこもっていて、ばっちりです」
訪れた人:
「(から揚げが)アツアツでおいしいです。こっちまで楽しい気分にさせてもらえます」
生徒:
「焼きそば完売しましたー」
焼きそばは用意した50食が完売ー。
生徒:
「お客さんも笑顔で、私たちは大きな声でいらっしゃいませとか、ありがとうございましたと大きい声で言えて、『ありがとう』って言ってくれたのでうれしかった」
「行列で並んで大変だったけど、いっぱいお客さんが来て買ってくれたのでよかった。笑顔で接客できるように頑張りました」
13日の売り上げも生徒たちが使い道を決めるということです。