40歳以上のいわゆるミドルシニアを対象にした体験型の会社説明会が13日、福岡県北九州市で開催されました。
北九州市小倉北区の西日本総合展示場で行われた説明会は北九州市が主催し、警備業やサービス業などあわせて24社が出展しました。
40歳以上のいわゆるミドルシニアは豊かな経験があり、働く意欲がある人も多いことから、企業が注目しています。
今回は職を求める人が仕事内容をイメージしやすいよう、ユーチューバー体験やパソコンのタイピングなど実際の仕事を体験できるブースも用意されました。
◆参加者
「今月65歳でまだ働けるので、今の年金だけじゃちょっと厳しいかなと思って」
北九州市によりますと、65歳以上の高齢者のうち仕事をしている人は23.4パーセントにとどまっていて、全国平均の26.7パーセントを下回っています。
市の担当者は「イベントを通して企業の人手不足の解消につなげたい」としています。