少子化が進み、県内の大学や短期大学などで学生の確保が課題となる中、富山で学ぶことの魅力向上を考える県の会議が開かれました。
これは県が、県内の大学や短期大学などの効果的な学生募集の方法について連携・共有しようと今年度から開いているもので、各大学の担当者などが出席しました。
12日は、今年9月に県内の高校2年生を対象に行った調査結果の概要が示され、それによりますと、多くが県外への進学を考えており、また「興味のある学問を学べるところが県内にない」と回答した生徒も多いということです。
県内では、今年4月、定員割れの続いていた高岡法科大学が来年度より学生募集を停止することを発表。
少子化が進む中、高等教育機関の生き残りをかけ魅力向上が課題となっていて、県では今後も会議を通じて県外の先進的な取り組みを紹介するなど情報提供に努めたいとしています。