自民党が「裏金」の総額に相当する約7億円を寄付する案を検討していることがわかりました。
複数の党幹部によりますと、派閥の政治資金問題を巡り、議員らの収支報告書に記載がなかった総額に相当する約7億円を、自民党が国庫や被災地に寄付する案を検討しています。
また、関係した議員らに対しては、選挙で落選した人も含め、不記載額を党に納めるよう求め、年内に手続きを終わらせたい考えです。
石破首相は先週、「どうすれば国民に『これでけじめがついた』と思ってもらえるか党内で早急に検討したい」と述べていました。