兵庫・尼崎市の交差点で10月、対向車線に飛び出しながら、無理やり右折しようとする路線バスが目撃された。バスの運行会社は再発防止に取り組むとしている。
バスが無理やり右折で逆走状態…
兵庫・尼崎市の交差点で10月19日午後4時ごろ撮影されたのは、対向車線に飛び出したバス。
バスは、道を強引に右折しようとして逆走していた。「ちょっとびっくりしましたね、バスがこんなことするんだと思って」と、撮影者は目のあたりにした光景に驚いた様子だった。
この記事の画像(10枚)当時、ドライバーは片道1車線の道路を走行中で、交差点を直進しようとしていた。
しかし、撮影者が前の車を追い抜いた先で、逆走してきた路線バスが“通せんぼ”をするような形で道を塞いでいた。
「何しとんねんコイツ!って思いましたけどね、何をバスが逆走してんねんと…」
立ちふさがるバスに、撮影者は目を疑ったという。
その後、バスは対向車にお構いなしに、強引に右折していった。撮影者によると、その際、運転手は「ごめんっていうような感じでちょっと手を上げていた」という。
なぜバスは危険な運転をしていたのか。
バスの運行会社は、「(バスの運転手によると)前方の車の左折待ちに時間を要していたため乗用車を追い越し、交差点を右折したとのことです」と説明。バスの運転手も今回の危険運転を認めているという。
その上で、運行会社は「公衆およびお客さまに危険と感じさせる操業を厳に慎むよう、指導して参ります」と、再発防止に取り組むとコメントした。
撮影者は、「もうちょっとお客さん乗せているという自覚を持って運転してほしいですね」と語った。
(「イット!」 11月11日放送より)
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