国会召集日、政治とカネの問題で批判を受けながら富山1区で薄氷の差で当選した自民党の田畑裕明議員にとって「再始動」の日となりました。
田畑議員は、自民党派閥の政治資金パーティーをめぐり、68万円の収支報告書への不記載があり、その後も政治資金パーティーを計画していたことが発覚するなど批判が相次ぎましたが、今回、5期目の当選を果たしました。
田畑議員は、国会議事堂の前で報道陣の取材に応じ、今後の政治とカネの問題への対応について、考えを示しました。
*自民党 田畑裕明衆院議員
「法改正、これはスピード感をもって更なる深掘りをすることは当然だと思う。国民目線で政治資金の透明性、見える化こうしたことと、信頼できる制度づくりにまずは着手したいというふうに考えている」
一方、政治資金パーティーを今後、開催するかどうかについては明言を避けました。
Q今後政治資金パーティーは開催される?
*自民党 田畑裕明衆院議員
「これは後援会の皆さんと相談するが、現時点では特段コメントはございません」
政治とカネの問題、さらには物価高など国民生活をめぐる経済問題。アメリカをはじめ、各国との外交など重要課題で、今後、与野党の攻防が本格化します。