ロシア軍とウクライナ軍が、互いに最大規模のドローン攻撃を行いました。

ウクライナ軍によりますと、ロシア軍が9日夜から10日にかけて、記録的な数となる145機の無人機で攻撃を行ったと発表しました。この攻撃で、南部オデーサで少なくとも2人が、けがをしたということです。

ゼレンスキー大統領は10日、SNSで、ロシアが一週間で800以上の誘導爆弾や約600機のドローン、さらに20発近くのミサイルを使ってウクライナを攻撃したと主張し、「このようなテロは言葉で止めることはできないし、子どもたちの殺害や愛する人の喪失を、ただ忘れることはできない」とコメントしています。

一方、ロシア国防省は、ウクライナ軍が少なくとも34機のドローンで、モスクワを攻撃したと発表しました。ロイター通信によりますと、ロシアの首都への攻撃としては2022年の戦争開始以降最大規模としています。この攻撃で住宅4棟で火災が発生し、民間人少なくとも2人がけがをしたということです。

ロイター通信は、ロシア航空当局の情報として、シェレメチェボ国際空港を含む首都周辺の主要3空港で、発着が一時的に制限されましたが、その後、解除されたと報じています。

フジテレビ
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国際取材部
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