18都道県の女性ランナーがタスキをつなぐ東日本女子駅伝は、埼玉の優勝で幕を閉じた。
中学生から実業団の女性ランナーが揃う東日本女子駅伝は11月10日午後0時3分に福島県福島市で号砲。
1985年に始まり、これまでに25人のオリンピアンを輩出してきたこの大会は、今回で40年の歴史に幕を下ろす。
1区は高校生がレースを引っ張り、中学生区間の4区は群馬と山形が5人抜きを見せるなど若い力が序盤から躍動した。
5区から6区へは、26秒の間に8チームがタスキリレーと中盤もレースは白熱。
最終9区では、2区から先頭を守り続けてきた長野を、埼玉のアンカー山ノ内みなみが力強い走りでとらえ、18大会ぶりに埼玉が優勝を飾った。
地元・福島チームは7位で4大会連続の入賞を果たし、数々のオリンピアンを輩出した東日本女子駅伝は幕を閉じた。