泉鏡花文学賞の授賞式が開かれ原田マハさんは「尊敬する文学者の賞を受賞し、光栄に思います」と喜びを語りました。
52回目となる今年の泉鏡花文学賞には東京都出身で原田マハさんの「板上(ばんじょう)に咲く」が選ばれました。作品は版画家・棟方志功の妻の視点で描かれ事実とフィクションが融合された小説です。9日の授賞式で原田さんが喜びを語りました。
原田マハさん:
「自分が泉鏡花の名前を冠した賞をいただいたのはおこがましいくらいで今回素晴らしい賞を頂戴して大変光栄に誇らしく思う」
また、市民文学賞には木村允彦さんの障害者と関わる日々を記した作品が選ばれました。