日本遺産にも認定され約400年の歴史がある「三川内焼」の魅力を味わえる陶器市が、11月21日に始まります。
三川内焼は平戸藩の御用窯で、高級品を生産する卓越した技術が現代に受け継がれています。
2024年で67回目を迎える「三川内陶器市」は、会場を約60年ぶりに佐世保市の三川内山に戻し、18の窯元が皿やマグカップ、香炉などを販売します。
これに伴い、窯元を訪れて技法や歴史、周辺の史跡の解説を直接聞くことができる「魅力めぐりツアー」を今回初めて設けました。
11月23日の1日限定で9つのコースがあり、東京や新潟など長崎県外からも申し込みが入っています。
三川内陶器市実行委員会 中里太陽 副実行委員長
「全国の方に窯元と直接、話をしながら三川内焼の魅力を知ってもらう、いいチャンスにしたいと思っている」
絵付け体験や着物での三川内皿山の散策など、様々な催しが予定されています。
三川内陶器市は11月21日から24日までの開催です。