4日、薬剤からガスが発生し臨時休業をしていた越前市の温泉施設「しきぶ温泉湯楽里」は、利用者が安全に利用できる体制が整ったとして8日の午前9時から日帰り入浴の営業を再開することになりました。
越前市の温泉施設「しきぶ温泉湯楽里」では4日午後0時30分頃、男湯の倉庫にあった薬剤からガスが発生して脱衣場に充満し、利用客13人が体調不良を訴えました。このうち3人が病院に搬送されましたが、全員軽症でした。
施設は「お湯の殺菌に使う顆粒の薬剤に少量の水が混入し、ガスが発生した可能性がある」とし、発煙場所の換気の徹底や床や壁の洗浄を行いました。今後の対策については「薬剤管理の徹底、施設の安全管理や危機管理体制の強化を図る」としています。