茨城・常磐道で10月31日、撮影者の後方から迫るシルバーの車が、路側帯から時速130km以上で追い越す危険な行為が撮影された。
専門家は、複数の違反があると指摘し、罰金などが科される可能性があると話している。
小石が当たるほどの猛スピード…危険な路側帯走行
茨城県の常磐道で10月31日午前7時半ごろ、カメラがとらえたのは、撮影者の車に後ろから猛スピードで迫るシルバーの車が、急ハンドルで路側帯から追い越しをする危険な瞬間だ。
この記事の画像(11枚)シルバーの車は、小石が当たる音がするほど、すぐ近くを猛スピードで走行していた。
交通事故鑑定人・熊谷宗徳さんは、「白線の終わりから次の白線の終わりまでの間隔が20メートルになるんですけど、その20メートルを走る間の速度を解析したところ、130km/h以上という速度が出ている」と分析する。
「通行区分違反」「速度違反」少なくとも2つの違反
想定される速度は、なんと130km/h以上で、専門家によると、路側帯の幅は約2.5メートル程度しかなく、接触の危険性もあったという。
撮影者によると、シルバーの車はレースをしていたのではないかという。
映像をよく見ると、シルバーの車とほぼ同じスピードで並走する1台の軽自動車がいた。
専門家によると、シルバーの車は路側帯の走行、そして時速130km以上の走行という、少なくとも2つの違反がみられ、6カ月以下の懲役、または10万円以下の罰金が課せられる可能性があるという。
(「イット!」11月6日放送より)
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