中国南西部の貴州省で、赤いひもの近くで何かを言い合っている人々。
お互いに文句を言っていると思いきや、文句を言われていたのは赤いひもを持つ女。
道路でひもを勝手に伸ばし、通行を妨げる“関所女”です。
おかげで道路を通ることができないのか、ひもの周辺には待機する人々の姿が。
見かねたライダーの1人が、女にヒップアタック。
しかし、女はひるむことなく車の正面で仁王立ちを続けます。
この迷惑な関所女の目的はというと、“通行料の徴収”。
関所女とライダーは、「通りたいなら料金を払ってね!イヤなら戻って!」「いやいや、ここはみんなの道!あなたのものじゃないでしょ!」「いいえ!私のものですから!!」などと言い合います。
この道、アスファルトで舗装はされていませんが、立派な公道。
決して女のものではありません。
関所のように車や人の往来を止め続ける女。
通行料を徴収する目的は、あまりにも身勝手なものでした。
中国メディアなどによると、この辺りは大自然が味わえる観光スポットとして、最近、人気が急上昇。
女は、お金もうけができると通行料を取り始めたということです。
この騒ぎで駆けつけた警察が女を拘束。
地元政府は現地メディアの取材に対し、「通行料を払う必要はありません。この道は無料です」とコメントしています。