アメリカのレストランチェーン「TGIフライデーズ」が日本の民事再生法にあたる連邦破産法第11条の適用を申請しました。
アメリカ国内で39店舗の直営店を運営する「TGIフライデーズ」は2日、テキサス州の裁判所に連邦破産法第11条の適用を申請しました。
「TGIフライデーズ」はここ数年、経営難で各地で閉店が相次いでいて、幹部のロヒット・マノチャ氏は声明で「財務的な困難の主な原因は新型コロナウイルスと我が社の資本構造だった」と述べています。
裁判所に提出された書面によりますと、負債額は1億ドルから5億ドル=約153億円から764億円の範囲内だと記載されています。
一方、アメリカ国内や日本など世界41カ国で展開するフランチャイズ店は今回の対象にはなっておらず、通常通りの営業をしていると明らかにしました。