大阪・茨木市の道路で、バイクが車とトラックの間をすり抜け、車と接触する事故の瞬間が目撃された。一方、長野・松本市では、シカと衝突しそうになりギリギリで回避、その後にシカが車に“頭突き”をする様子がカメラに捉えられた。
「逃げることしか考えていないような走り方」
10月11日午後6時頃、大阪・茨木市内の片側2車線の道路を車で走行中のことだった。
隣の車線を走るトラックと並んだその時、ドライバーの車とトラックの間を縫うように猛スピードですり抜けてきたバイクが、ドライバーの乗る車とぶつかった。車内には「ドゴン」と大きな衝突音が響き渡った。
この記事の画像(13枚)撮影者:
多分、トラックに当たると思って私の方に寄ってきて、そのまま前の(バンパーの)ところにぶつかって走行していきました。当たった、(相手が)振り向いた、バンパー飛んでる。それで、スピード出して逃げていく…。
車のフロント部分が外れるほどの衝撃にも関わらず、バイクの運転手は一瞬ドライバーの方を振り向くとそのまま走り去っていった。
撮影者:
(相手の表情は)ちょっと分からなかったですけど、逃げることしか考えてないような走り方でした。
この事故で、女性は全治約3週間のケガをし、車の修理費用には約30万円かかるという。
シカが車に頭突き…「ありがとう」の意思表示?
一方、長野・松本市で21日午後8時頃、国道を走行するドライバーが目撃したのは、目の前に現れた大きなシカ。
ドライバーがシカの姿にとっさに気が付きブレーキを踏んだため、なんとか衝突は避けられたが、次の瞬間、シカが車に向かって頭でゴツン!と頭突きをしてきたのだ。
撮影者:
シカが突然飛び出してきて、シカに当て逃げされた。ギリギリで止まれたんだけど、自分から(頭を)ぶつけて帰って行きました。
シカは轢かれそうになったため怒ったのか。ドライバーによると、この時シカからは特別なメッセージが伝わってきたという。
撮影者:
轢かずにいてくれて、轢かずに「止まってくれてありがとう」みたいな、スキンシップの頭突きかなと思うようにしています。
幸いドライバーに怪我はなく、車にも傷はないといい、シカも元気に走り去っていったという。(「イット!」10月28日放送より)