長野で信号待ちのバイクの後ろから乗用車が衝突し、前方の車にぶつかる玉突き事故がカメラに捉えられた。バイクのライダーは、転倒し投げ出され首や背中を痛め、現在も病院に通っている。事故を起こした乗用車の保険会社は、よそ見が事故の原因だと語っているという。
車が衝突…ライダー意識朦朧
長野・茅野市の交差点で、6日午後6時半ごろに撮影されたのは、後ろの車に追突されたバイクが前の車に衝突し、合わせて3台が絡む“玉突き事故”が起きた瞬間だ。
バイクに乗っていた撮影者は、「ドンッと来て…。ブレーキかけたけど…」と、当時の衝撃を語り始める。
事故が起きたのは、信号待ちのためバイクをとめた直後だったという。
この記事の画像(11枚)ヘッドライトの光で後方のカメラ映像が真っ白になると同時に、車がスピードを緩めることなくそのままバイクに激突した。
前方カメラを見てみると、衝突で画面が大きく揺れ、はずみでバイクは前の車に衝突し転倒。傾いた映像が前の車を映し出していた。
撮影者は、「衝撃ものすごい。前に突っ込んで左側に倒れて。で、自分は投げ出されて。どういう風に転がったかは覚えてないです」と“記憶が飛んだ”と語る。
その後、後ろを映すカメラでは、追突した車のドライバーが駆け寄ってきているのがわかる。
ドライバーに話しかけられた撮影者だが、「何を会話してたかは気が動転しているから覚えてないですけど、謝ってましたね、謝ってて…」と混乱で記憶が曖昧になってしまったという。
事故の原因は“よそ見運転”?
後ろの車はなぜバイクに突っ込んできたのか。撮影者は、「相手の保険会社から“よそ見をしてた”というふうには聞いてますけど」と話しており、事故の原因を聞いたという。
この事故でバイクに乗っていた撮影者は首や背中を痛め、約3週間たった今も病院に通っているという。
(「イット!」 10月25日放送より)
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