誤った指示で作成された行政文書を適切な手続きを取らずに廃棄したとして、岩手県警本部に勤務する40代の男性警部が10月24日に書類送検されました。
県警はこの男性警部を減給1カ月の懲戒処分としました。
24日付で減給1カ月の懲戒処分を受けたのは県警本部の40代の男性警部です。
県警によりますと、この男性警部は2024年6月に誤った指示で警察関係の行政文書を部下に作成させました。
ミスに気付いた後、適切な手続きを取らずにシュレッダーで文書を廃棄したということです。
別の部下が幹部に報告し文書の廃棄が発覚。
県警は10月2日付で公用文書等毀棄の疑いで男性警部を盛岡地検に書類送検しました。
職員の処分を受け加藤秀昭首席監察官は「警察の職務に対する信頼を著しく失墜させる重大な非違事案であり、県民の皆さまに深くおわびする」とコメントしました。