子どもを中心に発症する「手足口病」が、秋田県内で猛威を振るっている。患者数は3週連続で増加し、県内9つの保健所のうち、5つの保健所管内で「警報」が出されている。
10月14日から20日までの手足口病の患者数は、県全体で1医療機関当たり6人で、前週の1.1倍に増え、3週連続で増加した。
保健所別では、秋田市と能代が12人、由利本荘が8.75人、大館が4.5人などとなっている。
警報は、秋田市、由利本荘、大仙、大館に加え、新たに能代に発表された。
一方、新型コロナウイルスの患者数は、県全体で1医療機関当たり2.51人で、前週から22%減り、8週連続の減少。
また、インフルエンザの集団発生が、横手保健所管内の高齢者施設で確認された。インフルエンザの集団発生は今シーズン初めて。