児童たちに創造する力を養ってもらおうと、22日、福井市内の小学校でドローンを使った授業が行われました。
福井市の啓蒙小学校で行われたのはドローンについて考える授業です。ドローンを用いた学校向けのキャリア教育プログラムを活用し、福井大学とドローンスクール「SKYFIGHT FUKUI」が開発しました。
福井大学の小林渓太講師は「いろんな技術を身近に感じてもらいながら、新しい世の中のあり方を小学生に考えさせたい」と話します。
児童たちはグループに分かれて、ドローンはどういった場面で使えるか、どんなセンサーを搭載すると良いかなど、子供たちの自由な発想で新しい活用方法を考えました。また、子どもでも操作が可能な「トイドローン」を使い、実際にドローンの操縦も体験しました。
児童たちは「自分の思うように飛ばなかったので難しかった」「最初は、ラジコンみたな感じで遊ぶものだと思っていたけど、結構いろんなことに使われているからすごい」などと話していました。
小林講師は「おもしろい、新しいアイデアや社会をもっと身近に考えるきっかけになったら嬉しい」と期待をしています。
今回、授業で使用したトイドローンは啓蒙小学校に寄贈され、今後の授業でも使用していきます。