深夜、住民たちが寝静まった住宅街で監視カメラが記録していたのは、自転車に乗って現れた人物。
家の前に止めてある自転車を物色すると、乗っていた自転車を降り、止めてあった自転車に乗り換え、持ち去っていく“自転車乗り継ぎドロボー”だった。
川崎市の住宅街で“自転車乗り継ぎドロボー”
被害者は、「怖いっていうのもありますし、本当に憤りを感じるというか」と語った。
この記事の画像(76枚)10月14日午前2時、神奈川・川崎市の住宅街に自転車に乗ってやってきた人物。
道路を横断すると、家の前に止めてある自転車の鍵を確認。
すると、乗っていた自転車を降りて、ためらうことなく他人の自転車に乗り、走り去っていったのだ。
被害者:
そこらの自転車を盗んで乗り継いでいってる感じなのかな。悪びれないし、慣れている感じだなっていう。
自転車を持ち去った人物は、乗ってきた自転車を家の前に放置して、被害者が中学生の息子のために購入した約3万6000円のスポーツタイプの自転車を盗んでいったという。
被害者は、「2年前の私の誕生日に、息子に買ってあげた自転車だったんです。私の誕生日なのに息子に買わされて、ブーブー文句言ってたみたいな、結構思い入れがお互いあったんです」と盗まれた自転車について話した。
自転車を盗まれた息子が「お年玉でお金返します」
その後、自転車を盗まれてしまった被害者の息子は…、
被害者:
息子の方がすごく私に申し訳ないって気持ちで、もう本当になんか「お金返します」みたいな。「落とし玉とかで返します」とか言って。
警察は、犯人が乗り捨てていった自転車を調べるなど、捜査を進めている。
(「イット!」10月21日放送より)
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