アメリカの首都ワシントンに、1年ぶりに中国からジャイアントパンダが帰ってきました。
空港に降り立ったのは、パンダの絵が描かれた飛行機。
慎重にカーゴが降ろされ、同じくパンダが書かれたトラックに乗せられました。
ワシントンのスミソニアン国立動物園にやってきたのは、いずれも3歳のオスの「宝力(バオリー)」とメスの「青宝(チンバオ)」の2頭です。
動物園では2023年11月に3頭を中国に返還し、ワシントンにパンダがいなくなっていましたが、約1年ぶりに戻ってきたことになります。
来場者は「うれしい!待っていたわ!」と話しました。
2頭は今後、1カ月ほど新しい環境に慣れさせた上で、2025年1月に一般公開される予定です。
ワシントンに1年ぶりのパンダということですが、中国からワシントンにパンダが送られるのは実に24年ぶりだということです。