漬物店の倒産などの件数が過去最多ペースです。
帝国データバンクによりますと、小売店向けに漬物を生産・販売する「漬物店」の倒産や廃業は、2024年1月から9月までで合わせて26件となり、年間で過去最多となる可能性があるということです。
消費量が減る一方で、原材料費や人件費が上昇し、店舗代表者の高齢化が進むなど、漬物店をとりまく環境は厳しさを増しています。
帝国データバンクは、「6月から漬物製造が保健所による営業許可制となり、加工所の整備など巨額の設備投資を迫られたことで、リタイアを決断するケースも少なくないとみられる」とコメントしています。