北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記の妹・与正(ヨジョン)氏は、韓国の無人機が平壌の上空に侵入しビラをまいたと改めて主張し、再び「領空侵犯」すれば「強力な報復行動をとる」と警告しました。
北朝鮮は10月11日夜、韓国の無人機が平壌上空に侵入して、体制を批判するビラをまいたと主張する「重大声明」を発表し、無人機の写真などを公開しました。
与正氏は12日夜、談話を発表し、韓国軍が「事実の有無は確認できない」と説明したことについて、「幼稚な言い訳だ」と非難しました。
その上で、韓国の民間団体が体制批判のビラを散布し続けていることに触れ、「挑発の主体が誰であれ、再び無人機が発見される瞬間、惨事は必ず起きるであろう」として、報復措置をとると警告しました。