中国の甘栗店で9月、公務員と店主が取っ組み合いの大げんかをする様子がカメラにとらえられた。
見回りしていた公務員が、路上にはみ出していた店へ注意したところ、けんかに発展してしまったという。
その後、対応が不適切だったとして、公務員は停職処分になっている。
公務員vs店主!スコップ振り上げ…
中国・四川省で9月27日午前9時ごろ、甘栗を売る店先で撮影されたのは、権力を振りかざす公務員と店主による、犬も食わない大げんかだ。
この記事の画像(11枚)甘栗店の店先で、「犬みたいにほえまくるヤツだな!」とあおる公務員に、店主も負けず、「犬はお前だ!お前こそ犬だ!」と反論していた。
その言葉に公務員は「なんだと!」と怒り、ヒートアップしている様子だ。
すると公務員は、近くにあったスコップを手に取り、店主を何度も打ちつけた。
そこで店主も負けじと、公務員よりも大きなスコップで応戦する。
その後、もみ合いになりながらも、ようやくけんかが収まったと思われた。
しかし、次の瞬間、店主が「お前が悪い!お前!お前!お前!」と叫び出し、まさかの第2ラウンドが勃発した。
今度はつかみ合いの勝負になり、2人は、まるで社交ダンスをするかのように、手を取り合って店の奥へ消えていく。
けんかの原因は店の“はみ出し”
現地メディアによると、激しい殴り合いにつかみ合いのトラブルの発端は、違法な営業などの見回りをしていた公務員が、路上にはみ出していた甘栗の店を発見。
店の中に商品を移動させるように話していたところ、店主と口論となり、やがて激しいバトルに発展したと伝えている。
当局は後日、公務員2人の対応に問題があったと判断し、停職処分にしたという。
(「イット!」 10月8日放送より)
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