鹿児島・奄美大島の高校生が伝統の大島紬の製造工程や着付けを学ぶ、体験学習を行いました。
体験学習を行ったのは、瀬戸内町の県立古仁屋高校の1年生39人です。
奄美大島伝統の大島紬について知識や関心を深めてもらおうと、「総合的な探究の時間」を活用して実施しました。
生徒たちは奄美市の本場奄美大島紬協同組合を訪れ、職員から大島紬の製造が図案制作や泥染めなど分業制で行われていることや、最盛期には年間約30万反あった生産量が、2023年は約2700反と減少し続けていることを学びました。
その後、行われたのは着付け体験です。
生徒たちは慣れない手つきで帯を締めるなど、悪戦苦闘しながらも講師のアドバイスを聞き、最後はしっかりと着こなしていました。
体験学習を受けた生徒
「思ったより柔らかくて着やすかった。あと軽かった」
「卒業式や成人式で着られたらかっこいいなと思いました」
「着るの難しかったけどいい感じです」
「一枚の紬を作るのにいろんな人が関わったり、いろんな工程があって難しそうだった」