九州防衛局は10月8日、11月に海上自衛隊鹿屋航空基地では初めてとなる日米共同訓練を実施すると発表しました。
期間中、アメリカ軍関係者20人から30人が鹿児島県鹿屋市内のホテルに宿泊するということです。
訓練は海上自衛隊の技量の向上や、アメリカ海軍との相互運用性の向上を図るため定期的に行われていて、今回は、鹿屋航空基地と四国沖が訓練場所に選ばれています。
鹿屋航空基地によりますと、日米共同訓練が鹿屋で行われるのは初めてということです。
訓練は11月8日から22日までの訓練期間のうち、3日間を鹿屋航空基地で実施予定で、これに伴い、アメリカ軍のP8A哨戒機が複数回離着陸するほか、アメリカ軍関係者20人から30人が鹿屋市内のホテルに宿泊するということです。
海上自衛隊は、訓練開始の1週間前には日程などの詳細を公表するとしています。
発表を受けて県は、地元の意向を尊重すると共に、住民の安心・安全の確保に万全を期すことなどを文書で要請しています。