東京・品川区で6日、燃えた自転車を押して走る人物をカメラが捉えた。自転車は、その後爆発した。警視庁は電動自転車のバッテリーによる火災かを調査しており、自転車を放置して立ち去った人物の行方を追っているという。

「なに?花火?ヤバいヤバい…」燃えさかる自転車に騒然

東京・品川区の大井町駅前で6日午後0時半頃、カメラが捉えたのは、燃えさかる自転車を押しながら走る人物だ。

(FNN投稿サイト「ビデオPost」)
(FNN投稿サイト「ビデオPost」)
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その様子も目の当たりにした人は、「自転車の人物は火が出ているところを見ながら、パニックになっていた」と当時の状況を語った。

この直後、自転車は爆発した。お昼過ぎに起きた自転車の炎上で、イット!は自転車に火が付いた直後の新たな動画を入手した。3つの映像から、当時の状況が見えてきた。

燃えさかる自転車(FNN投稿サイト「ビデオPost」)
燃えさかる自転車(FNN投稿サイト「ビデオPost」)

別の映像では、「なに?花火?ヤバいヤバい…」と驚く声が聞こえてきた。やがて、消火器を持った2人が駆けつけ消火活動を開始した。

火が消えた現場
火が消えた現場

より近くで撮られた映像には、歩道の上で燃え続ける自転車が捉えられていた。火が消えた現場には、焦げた筒のようなものが落ちていた。

警視庁などは、電動自転車のバッテリーによる火災かどうか調べている。

自転車の人物は行方不明…一歩ずつ逃げて行く

一方、不可解なのが、自転車の人物の行方だ。

現場から立ち去った人物(FNN投稿サイト「ビデオPost」)
現場から立ち去った人物(FNN投稿サイト「ビデオPost」)

現場に居合わせた人は、「燃えてる姿を見た後、おそらく少しずつ一歩ずつ離れていくような形で逃げて行ったというか。おそらく外国籍の方だと思う」と話している。

自転車の人物は、自転車を放り投げるように手を放したあと、現場からいなくなったという。警視庁によると、けが人はなく、現場から立ち去った人物を探しているという。
(「イット!」10月7日放送より)

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