栃木・小山市にあるスイーツの無人販売店で、何日にもわたり現れた”スイーツ泥棒”。
10月3日、「イット!」取材班とオーナーは、早朝から張り込みを行い、盗んだスイーツをパンパンにバッグに詰め、店を出た女を確保した。
女はオーナーからの直撃に対し、謝罪もなく犯行を認め、盗んだスイーツは「友達にあげたりとか」と答えた。
”毎回1万円超え”大量スイーツ持ち去る
栃木・小山市のスイーツを販売する無人販売所で、少なくとも4日間、“スイーツ泥棒”が盗みに現れた。
この記事の画像(47枚)この女は、先週から合計4日も現れ、毎回1万円を超える商品を持ち去っていたという。
前日の2日も、保冷バッグに商品を次々と詰め込み、なんとお金を支払わずに、そのまま店を出ていったのだ。
そして3日朝、取材班は、「女がきょうも来るかもしれない」と、店のオーナーとともに、午前5時から執念の張り込みを行った。
オーナー:
きょう来たら終わらせたい。
張り込みする車の中で、防犯カメラの映像をスマホで確認していると…
オーナー:
あっこれ!これですね!
「じゃあ返します」
なんと、3日も “スイーツ泥棒”の女が現れた。
すぐに警察に通報し、オーナーは張り込みをしていた車から急いで降りた。
そして、店から出てきた”スイーツ泥棒”をオーナー自ら直撃!
オーナー:
すみません、とってますか?それ、(お金)払いました?
女:
いえ、払ってないです。
オーナー:
払っていないですか?
女:
じゃあ返します。
オーナー:
いや、ちょっといいですか…
犯人は近隣住民の50代女
オーナーが問い詰めていたところに、通報を受けた警察が駆けつけてきた。
番組ディレクター:
今警察が来ました!警察が現場に駆けつけてきます。
警察の登場に、女は驚いたような様子を見せる。
警察:
ちょっとお話を聞きたいので、 車の方に来てください。
連日、盗みをはたらいていたのは、近隣に住む50代の女だった。
この日、盗もうとしていたのは、「くまくまケーキ缶」やみたらし団子など、合計20点ものスイーツだ。
手慣れた様子で次々バッグへ…
実はこの女、9月26日と9月27日にも出現していた。
さらに、翌週の10月2日と3日に、2日連続で現れ、やりたい放題に盗みをはたらいていたという。
犯行の様子をとらえたカメラには、手慣れた様子で犯行に及ぶ女の様子が映っていた。
女は複数の保冷バッグをつかむと、次々とスイーツをバッグに入れていく。
保冷バッグはすぐにいっぱいになったが、それでも別の冷凍庫へ。
この時点で、3つの保冷バッグがいっぱいだが、足りないのか4袋目に突入!
そして、パンパンになった4つの袋を抱え、レジには目もくれず、店をあとにした。
これまで現れた少なくとも4日とも、女は毎回大量に盗んでいったという。
オーナー:
間違いなく、(被害額は)10万円以上は軽く超えてくるかなというところ。
「友達にあげたりとか」
オーナーが女に直撃した際、いつから盗んでいたのか問うと、衝撃的な答えが返ってきた。
オーナー:
どれぐらい前からやってます?
女:
15日前から…
オーナー:
15日前ですか…
2週間以上前から、盗みをはたらいていたという女。
どう見ても1人では食べられない量だが、盗んだスイーツはどうしていたのだろうか。
オーナーが直接問いただす。
オーナー:
みんなどうしているんですか、これ?
女:
友達にあげたりとか…。
盗んだスイーツを、友人たちと分け合っていたのだろうか。
女は、警察の調べにはおとなしく応じていて、容疑を認めているという。
(「イット!」10月4日放送より)