富山県内の道路を走行中、対向車の目の前に飛び出す危険な“ひょっこり運転”の様子をカメラが捉えた。

実は、この車はこれまで2度にわたり「イット!」で放送した“ひょっこりドライバー”と同じ車とみられている。そして今回「イット!」は、新たに後方から捉えたドライブレコーダー映像を独自入手。その常習性が垣間見えてきた。

“ひょっこり”を約4分間で10回ほども

富山県内で何度も目撃されている、危険な“ひょっこり運転”。

この記事の画像(46枚)

撮影者:
同じ車だってすぐに分かりました。ニュースになったにもかかわらず、まだやっているっていうところが…。これはもう故意にやったとしか考えられないですよね。これは完璧に無差別だと思いますよ。

別の撮影者も「これは殺人者と同じだと思います」と怒りをあらわにした。

今回、独自入手したのは、後方から撮影したドライブレコーダー映像。

黒い車が何度もセンターラインを越えて、対向車の前に飛び出す危険な運転を繰り返す。
さらには数百メートルほど逆走を続け、まるで対向車を試すかのように“ひょっこり”。

撮影者は「もう相手の車が路肩にまでよけて、どうにかぶつからないで済んでいる状態なので、完全に慣れていて、(ぶつからないよう)サイドミラーを閉じてずっと走っていた」と話す。

今回撮影された約4分間の動画では、こういった危険な運転が10回ほどみられていた。

富山県内では今回で3度目

同一とみられている“ひょっこりドライバー”の黒い車は、9月21日に富山市、9月29日に魚津市でも目撃されていて、分かっているだけでも県内では今回で3度目だ。

撮影者は「対向車がいなければはみ出すことはないけど、対向車が来るとわざとやっぱり行くっていう、本当に危ないやつだと思って、警察にその時通報した」のだという。

県内各地、至る所でひょっこりを繰り返すドライバー。相次ぐ危険な運転には、早急な取り締まりが求められている。
(「イット!」 10月2日放送より)

この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(46枚)