2024年1月の羽田空港で、海上保安庁と日本航空の航空機が衝突した事故を受け、事故現場の滑走路に誤進入を防ぐためのランプを設置する工事が始まりました。
羽田空港の滑走路では2024年1月、海上保安庁と日本航空の航空機が衝突し、海保機の乗組員5人が死亡しました。
この事故をうけ、国交省は2日未明から、現場となった滑走路で「RWSL」と呼ばれる航空機の誤進入を防ぐためのシステム導入に向けたランプの設置工事を始めました。
このシステムは航空機が滑走路の横断や離陸する際に、別の航空機が進入しないように路面のランプが自動で点灯して、パイロットなどに警告するシステムで、新千歳や伊丹など主要空港にはすでに導入されています。
国交省は、2027年度までに運用開始を目指しています。