石破首相は就任後、初めての記者会見で「衆議院を9日に解散する」と明言しました。
1日の首相指名後に組閣が進められ、夜、石破内閣が正式に発足しました。
石破茂新首相:
10月9日に衆議院を解散し、10月27日に総選挙を行うこととする。この内閣を信任いただけるか、あるいは他の選択があるのか、国民の皆さま方に問うのが私は大義だと思っている。
会見で石破首相は、内閣の基本方針の第一に「ルールを守る政治」を掲げました。
また、政治資金問題に関係した自民党議員を選挙で公認するかは、「選挙区でどれくらいの支持があるかを把握しながら決定する」などとして、「必要であれば、私が国民に納得いただけるような説明をする」と述べました。
一方、自らが主張してきた日米地位協定の改定について、「日米同盟に懸念が生じるとは全く思っていない。改定していくことが同盟の強化につながる」と述べ、党内で議論を進める考えを示しました。
関係者によりますと、石破首相は2日午前にもアメリカのバイデン大統領と電話会談を行います。