さいたま市大宮区で17日、当て逃げ事故が発生した。
荷下ろし中のトラックに隣のトラックの開いた扉がぶつかり、フロント部分が損傷。
ぶつけたトラックの運転手は、衝突に気がつかなかったのか、そのまま立ち去った。

開いていた扉がカメラに激突

さいたま市大宮区の駅ビルで9月17日午前8時ごろ、当て逃げによってフロント部分が外れ、ぶらりと垂れ下がったトラックをカメラがとらえた。

後ろの扉が開いたトラック(清水運送有限会社)
後ろの扉が開いたトラック(清水運送有限会社)
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荷下ろし作業中のトラックで起こった一部始終をドライブレコーダーがとらえていた。
ドライバーが荷下ろし作業をしている中、隣のトラックが動き始めたが、後ろの扉が開いてしまっていた。

そのまま近づいてくると、開いていた扉がドライブレコーダーに激突した。
映像が青く乱れ、カメラが外れてしまった。

「扉を固定するのが当たり前」…そのままその場をあとに

その後ぶつかってきたトラックは、扉をぶらぶらさせながら走行した。

扉を閉め、その場をあとにする運転手(清水運送有限会社)
扉を閉め、その場をあとにする運転手(清水運送有限会社)

車を止め運転手が降りてきたが、ぶつけたことに気づかなかったのか、何事もなかったかのように扉を閉め、その場をあとにした。

扉を固定するフック
扉を固定するフック

ドライバーは、「ありえないですね。トラックなので荷台の中にいて、そこから荷物を出してたところだった」と当時の状況を語り、「トラックの横には、基本的にフックで扉をかける場所がある。扉が鉄なので固定するのが当たり前ですね。普通」と指摘した。

被害に遭ったドライバーは警察に連絡し、その後、物損事故として処理されたという。
(「イット!」10月1日放送より)

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