砺波市にある県花総合センターが2026年度末に廃止されることになりました。
砺波市はその跡地に新庁舎を建設する方向で、県との協議に入ります。
県花総合センターは1987年に開園した植物園で新しい花や花壇のモデル展示、園芸相談などの役割を担ってきました。
開園から37年が経ち、老朽化によって維持管理費が増えていることから、県は再来年度、2026年度末で廃止することを決めました。
年間1億円以上の節減につながり、今の機能は、県中央植物園や、砺波市のチューリップ四季彩館などに集約します。
県花総合センターは砺波市役所の新しい庁舎の建設地として、最有力候補にあがっています。
砺波市は、11月までに跡地を建設地として最終決定したうえで、県との協議を進め、2028年度には新庁舎の建設に着手し、2030年度までの完成を目指します。