イスラエル軍は1日、レバノン南部での限定的な地上作戦を始めたと発表しました。
イスラエル軍によりますと、親イラン武装組織ヒズボラの拠点などを攻撃するため、レバノン南部に越境して限定的な地上作戦を始めました。
レバノンへの地上侵攻は2006年7月以来、18年ぶりです。
アメリカのニュースサイトはイスラエル政府高官の話として、レバノン南部に隣接するイスラエル北部住民への脅威をなくすためのもので、地上作戦は時間と範囲を限定し、占領することを意図したものではないと伝えています。
一方、ヒズボラのナンバー2・カセム師は地上作戦の前の日に「備えはできている。我々が勝利する」と徹底抗戦の構えを示していて、さらに激しくなれば、戦闘が中東に拡大するおそれがあります。