岸田首相の後任を選ぶ自民党の総裁選挙は、27日に投開票を迎え、午後、新たな総裁が決まります。
過去最多の9人が立候補した総裁選は、国会議員票368票と同じ数の「党員票」で争われます。
FNNの取材では、石破氏・高市氏・小泉氏の3人の激しい争いとなっていて、議員票では小泉氏が60人前後、石破氏と高市氏が40人前後を固め、26日までに投票が締め切られた党員票では、石破氏がトップに立つ情勢です。
27日は、党本部で午後1時過ぎから議員の投票が行われ、党員票とともに開票結果が発表されますが、いずれの候補も過半数を得られない見通しです。
上位2人による決選投票は、議員が改めて投じる368票と、党員票の結果に基づく各都道府県連の47票のあわせて415票で決着をつけますが、投票に先立ち、候補者が5分間ずつスピーチすることが決まりました。
新総裁は夕方までに選出される見通しで、10月1日召集の国会で首相に指名されることになります。