地震直後に建物が倒壊する危険度を判断する「被災建築物応急危険度判定士」の講習会が19日富山市で開かれました。
能登半島地震では多くの住宅を対象に活動した判定士ですが、今年の講習会には例年以上の人が参加しました。
「被災建築物応急危険度判定士」は、地震で被害を受けた建物が余震によって倒壊する二次災害の危険の程度を判定するボランティア員で、資格を取得するための19日の講習会には県内の建築士などおよそ80人が参加しました。
県内では現在、813人の判定士がいて、能登半島地震の際には324人の判定士がおよそ3300棟の危険度を判定しました。
この講習会は毎年行われていますが、今年は能登半島地震があったこともあって新たに資格を取得しようと参加した人の数は46人と例年より多くなっています。
*講習を受けた人は
「年明けの地震もあり資格をいかして、自分も何かできることがあればと思い受けた」
「今年の地震の時は、高岡市で判定業務をした」
「必要があれば協力したい」