神奈川・大磯町の西湘バイパスで8月13日に起きた、合計4台の車両が絡む多重事故。この事故を目撃した人のドライブレコーダーが事故の一部始終を捉えていた。事故を起こした黒い車は、目撃した人の車に対してパッシングをした後、猛スピードで迫り、その後に渋滞の列に突っ込んだのだという。

渋滞の列に追突…はずみで白い車が分離帯に突っ込み横転

8月13日午後4時頃、相模湾沿いを走る西湘バイパスで多重事故が起きた。

黒い車が渋滞の列に追突し、さらに隣りの車線を走っていた白い車に衝突すると、はずみで白い車は分離帯に突っ込み横転した。

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目撃したドライバー:
巻き込まれたんじゃないかなって、ずっと心臓ドクドクしてた。

「巻き込まれたんじゃないかなって、ずっと心臓ドクドクしてた」と目撃者
「巻き込まれたんじゃないかなって、ずっと心臓ドクドクしてた」と目撃者

事故は、なぜ起きたのか。

一部始終を目の当たりにしたドライバーは、事故の予兆を感じていたという。

事故発生1分前に予兆「大丈夫なのかな」

それは、事故発生の約1分前のこと。

ドライバーが車線変更すると、後ろを走る黒い車が突然パッシングしてきた。

目撃したドライバー:
(黒い車を)追い抜いたと思ったらパッシングされて…。すごいスピードで近づいてきているなと。こんなスピードで来てて大丈夫なのかな?前渋滞してるのに、と思いながら見てたら、ああいう感じになった。

黒い車はスピードを上げ、ドライバーの車を約1km追いかけた後、渋滞の最後尾に突っ込んだという。

「抜かれたのが頭にきたのか、僕の方を見てたのか。よそ見かな」と目撃者
「抜かれたのが頭にきたのか、僕の方を見てたのか。よそ見かな」と目撃者

目撃したドライバー:
抜かれたのが頭にきたのか、僕の方を見てたのか。よそ見かなと思いますね。

横転した白い車に乗っていた60代男性が肋骨(ろっこつ)を折る大けが
横転した白い車に乗っていた60代男性が肋骨(ろっこつ)を折る大けが

警察によると、この事故で2人がけがをした。このうち、黒い車に弾き飛ばされて横転した車に乗っていた60代の男性が、肋骨を折る大けがをしたという。
(「イット!」9月19日放送より)

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