東京メトロでも、列車の「輪軸」の組み立て作業で、225本の車軸でデータ改ざんの不正が明らかになりました。
東京メトロによりますと、列車の車輪と車軸からなる「輪軸」の組み立て作業で、社内で定めた基準を超えた圧力をかけていた車軸が225本あり、そのすべてでデータを書き換える不正が確認されたということです。
国土交通省は、19日にも東京メトロなどに立ち入り調査し、安全管理体制などについて調べる方針です。
輪軸の組立作業をめぐっては、JR貨物でデータ改ざんなどの不正が見つかり、国交省は全国の鉄道会社などに緊急点検を指示していました。