今年8月、仲間と共謀し、新潟市北区の当時70代女性の自宅に電話をかけ、現金120万円と女性名義のキャッシュカード2枚をだまし取ったほか、そのキャッシュカードを使って現金167万5000円を引き出し盗んだとして、26歳の女が再逮捕されました。
特殊詐欺(オレオレ詐欺)の疑いで逮捕されたのは、東京都目黒区に住む自称・会社員の女(26)です。
警察によりますと今年8月1日、女の仲間の一人が新潟市北区の当時70代女性の自宅に孫になりすまして電話をかけ、「現金を至急必要としている。取りに行くので自宅の玄関ポストに現金とキャッシュカードを入れた封筒を置いてほしい」と嘘を言い、女性の自宅を訪れた女が現金120万円と女性名義のキャッシュカード2枚をだまし取りました。
さらに、女は8月2日から3日にかけて、10回に渡って東京都品川区内のコンビニエンスストアのATMで、盗んだキャッシュカードを使い現金計167万5000円を引き出し盗んだ疑いが持たれています。
事件は被害を受けた女性から「孫と連絡が取れて、だまされたことに気づいた」と警察に通報があったことで発覚しました。
調べに対し女は「黙秘します」と話し、黙秘しているということです。
女は今年8月2日、新潟市東区に住む当時90代の女性から現金150万円とキャッシュカード2枚をだまし取った疑いですでに逮捕されていました。
警察は、女が犯罪グループのいわゆる「受け子」だったとみて、事件の動機や経緯を詳しく捜査しています。