日本政府観光局は18日、8月の訪日外国人旅行者数が293万3000人で、8月としては過去最高の数字だったと発表した。去年の8月に比べ36%増加していて、コロナ前の2019年8月の252万人も超えた。
これで、8月までの訪日外国人は2400万8000人となり、去年の同じ時期に比べ、58パーセントの増加で、コロナ禍前に訪日外国人数が過去最多だった2019年(年間3188万人)に比べても、8.4パーセント上回っている。
依然としてインバウンド需要は好調となっている。
国や地域別では中国(74万5800人)、韓国(61万2100人)、台湾(56万4300人)、香港(24万6600人)と東アジアが上位を占める一方で、アメリカ(17万4000人)やオーストラリア(4万8200人)なども訪日客数を伸ばしている。