17日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落し、前日比15ドル90セント安の4万1606ドル18セントで取引を終えた。
アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)が、17日からの2日間で開催している連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、持ち高調整の売りがやや優勢となった。
17日発表された8月のアメリカの小売売上高の結果が堅調で、景気の先行きに期待が広がり、朝方は買い注文が先行した。
一方、FRBの金融政策の行方を見極めたいとの思惑から、その後は売りが出た。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は反発し、35・93ポイント高の1万7628・06だった。