岩手県矢巾町の支援学校の児童や生徒が、9月17日に遠野市の高校生と一緒に花の苗を植えたり野菜の種をまいたりして交流しました。
盛岡となん支援学校では車いすに乗った状態でも植物や土に触れてもらおうと寄付されたプランターを使った栽培の体験を始めました。
17日は小学部から高等部までの20人のほか遠野緑峰高校で農業を学ぶ2年生7人が駆けつけ一緒に作業しました。
プランターは盛岡市の工務店と矢巾町の果樹園が共同で製作したもので車いすでも作業しやすいように設計されています。
縦60センチ・横90センチほどのプランターは6つ用意され、ベゴニアとガーデンシクラメンが植えられました。
花は高校生が丹精込めて育てたもので児童や生徒たちは植え方を教えてもらいながら作業していました。
盛岡となん支援学校中等部の生徒
「すごく楽しかった。きれいに育ってほしい」
「うまくできたと思う。手伝ってくれたのでありがたかった」
遠野緑峰高校2年の生徒
「自分も緊張していて接し方とか不安だったけれど、楽しくてとてもいい機会だった」
プランターは道路沿いに飾られ児童や生徒が水やりをするということです。